大阪でも屈指の人気のパティスリー“ルシェルシェ”。
オーナーシェフの村田 義武さんは、大阪・天王寺で大人気の『なかたに亭』出身。以前は西大橋にお店がありましたが、現在は南堀江に移転されています。(入口がめちゃくちゃわかりにくい)
この記事では、人気のパティスリールシェルシェのケーキの種類や価格、おすすめの商品を紹介致します。
この記事でわかること
- パティスリールシェルシェのケーキの品揃えや価格
- パティスリールシェルシェの人気商品
- パティスリールシェルシェのケーキはどこで購入できるのか
- パティスリールシェルシェの商品は通販でも購入可能なのか
パティスリールシェルシェのケーキの品揃え
チョコレートケーキ、モンブラン、いちごのタルトと普通のケーキ屋さんで見かけるものもありますが、バニラロイヤル、ピエスなど珍しいケーキまでたくさんありました。
3月に行ったので、いちごがのったケーキが多かったです。焼き菓子コーナーも充実。
現在は写真に掲載されている価格は、税抜き価格です。
※価格や種類は現在のものと異なるものもあります。参考程度にお考えくださいませ。
パティスリールシェルシェのケーキの価格
ケーキの種類 | 価格 | 説明文 |
ピスターシュ ア ラ ピスターシュ |
620円 | 各パーツに惜しみなくピスターシュを使用 グリオットと相性間違いなし! |
バスクチーズケーキ | 432円 | 濃厚なチーズケーキ お試しのカットサイズ |
ショコラ・ア・ラ・マンド | 650円 | ダークとミルクをブレンドしたミントチョコムースノアゼットプラリネのクリスティアン 強烈なチョコミントクリーム キューバミントをふんだんに使った一品 |
ミルフィーユ | 650円 | サクサクのパイ生地にたっぷりのカスタードクリーム |
ブランネージュ | 570円 | 濃厚なレアチーズケーキ 中にはベリーのソース |
アルモニー |
620円 | トンカ風味のホワイトチョコムース 中にピスタチオクリームと苺のコンポート 苺チョコでコーティング濃厚でありながら軽い仕上がり |
プランスノワール |
580円 | エクアドル産有機ショコラムース 中にはクレームショコラ |
サンノトーレ |
570円 | 当店のロゴマークにもなっているフランス菓子の王道 シュー生地、パイ、クリームをシンプルだが生地感を大事にしています |
ピエス |
560円 | パイ生地の中にカスタードクリーム バナナとベリーの酸味たっぷりのメレンゲ |
ムラング | 510円 | ムラングとシャンティー 季節のフルーツ |
キャラメルカフェ | 620円 | ブロンドチョコレートとキャラメル プラリネのクリーム 底はヘーゼルナッツのサブレ |
バニラロイヤル |
720円 | バニラ!バニラ!バニラ!!! さらにバニラ… |
プロヴァンス | 580円 | スパイシーなサブレ生地にシナモンダマンド 赤ワインに漬け込んだ5種のドライフルーツ |
ブランシュネージュ |
570円? | 濃厚なレアチーズケーキ 中にはベリーのソース |
ベネフィスィエ |
620円? | タルトの器にナッツとキャラメル 香り高い黒コショウムース |
ババヴァンルージュ |
570円? | 赤ワインをたっぷり染み込ませた生地 中にはマロンクリームとオレンジジャム |
フレジエ |
570円? | 苺を美味しく食べさせるのがフランススタイル 「苺をどこまで香らせるか」がシェフのテーマ 奥の深いフランス菓子 |
タルトフレーズ |
770円? | 2Lサイズの大粒苺をたっぷり使用 自家製ジャムでコーティング 記憶に残る苺のタルト |
モンブラン |
615円? | フランス栗と和栗をブレンドしたクリーム 中には塩を効かせたバニラ風味のシャンティーノワゼットのメレンゲ |
アベックヴァンルージュ |
570円? | チョコクリームがのったキャラメルタルト 赤ワインに漬け込んだ5種のドライフルーツ |
フォノワール |
570円? | 口どけの良いショコラ生地 アリバショコラを使用した軽いムース キルシュに漬け込んだチェリー |
※価格や種類は現在のものと異なるものもあります。参考程度にお考えくださいませ。
パティスリールシェルシェのおすすめの人気商品
プランスノワール
パティスリールシェルシェの村田シェフは、あのなかたに亭でスーシェフをされていたくらい凄腕の方。チョコレートケーキは、ずば抜けて美味しいです。
中でもおすすめなのは、ルシェルシェ人気No.1の“プランスノワール”です。
大阪・岸和田市にある“シャルパンティエマツイ”の松井シェフも、おすすめする一品です。[1]
プランスノワールのコーティングされたチョコレートの照りがもう美味しそうでしょ?
チョコレートのムースはあまり好みではなかったんですが、これは別。
トンカ豆が良い仕事をしているのか、3種類のチョコレートの配分が良いのか、素人の私には全然検討がつきませんが、濃厚なチョコレートだけでくどくなくて、こんなにたっぷりのムースが詰まっているのに胸焼けもしない。
チョコレートは苦味の強いもの、フローラルな香りのもの、酸味のある味わいのもの、と風味に個性のある3種類を使用。
引用元:WITH LAUREL 「私福の時間vol.22プランスノワール[Patisserie Rechercher(パティスリー ルシェルシェ)]」
それまで、なかたに亭の名前は知っていましたが、チョコレートケーキがそこまで好きでもないし、上本町に行くことがほとんどないので興味がわかなかったのですが、ルシェルシェのプランスノワールで衝撃を受け、「絶対なかたに亭に行く」と思ったくらいです。
他にもルシェルシェにはチョコレートのケーキが数種類あるので、いつか全制覇してみたい。
バニラロイヤル
これはルシェルシェの中でも賛否両論あるケーキなのですが、私は1番好きなケーキです。見た目が本当に芸術的。可愛い。はあ~好き。
正直バニラロイヤルはとても甘い。ただ、海外の激甘のお菓子(オレオにホワイトチョコレートをかけたやつとか)が好きな人は絶対ハマる。バニラ×ホワイトチョコが美味しくないわけない!!!
1個だけで1年分のバニラを摂取したなと思うくらい本当にバニラ。
バニラビーンズがふんだんに使用されていて、720円とルシェルシェの中でも高いケーキですが、その価値はある。
むしろこれだけふんだんにバニラビーンズ使ってて、「この価格で大丈夫なん?」と思うくらいでした。
ルシェルシェはお酒の効いた大人向けの味のケーキが多いので、バニラロイヤルはあかんって口コミ書いていた人の気持ちもわからなくはない。
たしかにバニラロイヤルは、大人な味を期待して食べるケーキではない。外国の激甘チョコレートを食べるくらいの想像をしてから食べることをおすすめします。
エラブル
メープル味のしっとり生地のフィナンシェで、一口食べると溶ける?食感で美味しい。
砂糖×はちみつ×メープルシュガーなので、甘いけど優しい甘さ。
1個で満足できる味でケーキまではいらんけど、甘いもの食べたいときにちょうど良い。
アーモンド風味の強めのフィナンシェが好みなら、パティスリーアテールのフィナンシェのが良い方がおすすめ。
個人的あまり好みではなかったケーキ
ピスターシュ ア ラ ピスターシュ
ピスタチオクリームは絶品ですが、単純にグリオットチェリーが好みではなかった。
元々チェリーが好きではなかったのですが、ルシェルシェなら美味しいかな?って思いましたが、ダメでした。
個人的には、村田シェフと同じなかたに亭出身の“パティスリーアクイユ”の川西シェフの方がベリーや酸味を使ったケーキは美味しいと思う。
タルトフレーズ
美味しいけど、食べにくい。あとタルト生地単体で味が完成してしまっている。
普通のケーキ屋さんなら充分美味しいと思うところですが、村田シェフのケーキならチョコレート系の方がシェフの腕の凄さが伝わるので、あえてこれをリピートすることはないです。
パティスリールシェルシェは通販で購入できる?
残念ながらパティスリールシェルシェのケーキは、今のところ通販で購入できません。
クリスマス時期には、高島屋オンラインや阪急百貨店オンラインで販売されていました。
パティスリールシェルシェのケーキはどこで購入できるのか?
パティスリールシェルシェのケーキは、大阪市・南堀江にある本店でしか購入できません。
たまに百貨店の催事で出店されることもあり、阪急百貨店で人気の「阪急ケーキショー」にも出店されていたこともありますが、頻繫に百貨店で出店されるイメージはありません。
2023年6月に大阪高島屋B1階にオープンした関西スウィーツステーション内(デメルさんの隣)の洋菓子コーナーは毎週色んなパティスリーのケーキが販売されています。
タイミングが合えば、ルシェルシェのケーキに出会えるかもしれませんので、大阪高島屋へ行った際は覗いてみてください。
焼き菓子であれば、大阪高島屋B1階の銘菓百選で販売されています。
同じ大阪高島屋B1階にある関西スウィーツステーションでも出品されている時もあります。
自宅用やちょっとした手土産用に買いやすくて気に入ってますが、しっかりした贈り物には向いてないかも…。
贈呈用の焼き菓子を探しているのであれば、パティスリーアテールの焼き菓子なら通販でも購入できますよ。
パティスリールシェルシェも美味しいですが、パティスリーアテールも美味しくて何より通販で簡単に買えるのは魅力的ですからね。(電車でも車でも南堀江の本店まで行きにくい…)
パティスリールシェルシェの村田シェフの経歴
パティスリールシェルシェのオーナーシェフは、村田義武さん。
[美味しさの秘けつ]
香りを引き出す独自の調理法と、素材の組み合わせが決め手
引用元:WITH LAUREL 「私福の時間vol.22プランスノワール[Patisserie Rechercher(パティスリー ルシェルシェ)]」
1977年生まれ、愛知県出身。
辻製菓専門学校 1996年3月卒業。
辻製菓専門学校卒業後、辻調グループフランス校に進学。[2]
研修先はシャトー・ド・レクレールと同じローヌ・アルプ県にある「プラリュ」。
帰国後は大阪・上本町にある有名店「なかたに亭」で3年間修業後、東京・横浜のパティスリーで4年間の修行を重ねる。[3]
再び「なかたに亭」に戻りスーシェフに就任。(なかたに亭では合計13年修行)
2011年独立し、西大橋にパティスリールシェルシェを開店。
2019年10月に現在のお店がある大阪市・南堀江に移転。
パティスリールシェルシェの公式HP、公式Instagram。
脚注
1.WITH LAUREL 「私福の時間vol.21グアナラ[Charpentier MATSUI(シャルパンティエ マツイ)]」
2.辻調「卒業生レポート 村田 義武さん「Patisserie Rechercher」(ルシェルシェ)」
3.Pâtisserie Rechercher「村田 義武 Yoshitake Murata」